意識と覚醒
こんばんは!穴子です。最近天気が良くて気分が良いですね。
それと日が長くなって帰り道ちょっと遅くなっても明るいのは何となく得した気分になります。
今日のテーマは
意識と覚醒
恥ずかしながら自分でもしっかり区別出来ていたように思っていましたが、
かなり曖昧な定義になっていました。
私の病院では月に1度、受持担当者全員で患者様のカンファレンスを行います。
現状報告や問題点の確認、目標の共有、転帰先の検討など医者、看護師、リハビリスタッフ、医療相談員等で話し合いをします。
先日、そのカンファレンスで医者がサラッと言いました。
「意識障害というか、覚醒の問題だよね」
…あっ。
なんかこれモヤっとする…。
私忘れてる、この目まぐるしい日々の中でなんかぐちゃぐちゃになってる。
(忙しさのせいにする)
こ、こ、
「これは整理し直さなければ!!」
…ということで今日は意識と覚醒について簡単にまとめてみようと思いす。
意識障害とは「自分自身や周囲のことを認識していること」と定義されています。
呼びかけや刺激を与えても速やかに反応がなかったり開眼しなかったりする状態です。
原因としては脳への直接的ダメージによるものと、脳そのものにダメージはないが低酸素や脳血流量の低下などによって発症するものを指します。
脳卒中の方で発症まもない方(救急病院にいる段階)に特に多いと思われますが、私が担当している回復期病棟(リハビリをメインで行う段階)でも割と高い確率で意識障害を併発している方がいます。
意識には「覚醒」と「認知」のふたつがあります。
そのどちらかが障害されると意識障害をきたしますが、
一般的に意識障害とは覚醒度が低下していることを指す事が多いようです。
覚醒は脳幹(頭のと首の間のあたり)、認知は大脳皮質が担っています。
覚醒:起きている状態。
認知:自分と外界の正確な認識。
と、ここまで書いて思ったのですが…やっぱり医者が言った事を何となく噛み砕けない…
もしかしたら私の聞き間違いなのでは…とさえ思えてくる…
いや、続けてみよう…(T_T)(T_T)
つまり、覚醒と認知をしっかり分けて評価してねって事だったのかなあ…
でも覚醒も認知もかなり重篤に障害されているからいずれにせよ意識障害とまとめて良いんじゃないかなあ…
そもそも覚醒か認知どっちかが悪ければ意識障害ととるんだよなあ…
「覚醒を良くする必要があるよね」って言ってたから薬を使おうかなとかそういう事を言いたかっただけなのかな…
うーん うーん
堂々巡りになってしまったので今日はここまでにします!笑
というか、私そろそろ意識障害を起こしそうです…
結局先生の発言の意図は理解出来なかったけど(むしろ誰か教えて下さい)、意識障害についてはしっかりおさらいして整理する事ができました。
それにしても医学って、脳って奥が深いです。
専門分野ですが勉強しても、しても全く理解出来ないです。
ということで明日は休みなので映画を見に行く予定です。
晴れますように♪♪