喀痰吸引
今日は暑かった!ジメジメしてもうすぐ梅雨かな…
そんな梅雨も吹き飛ばすほどのネタは全くないので、今日はリハビリの話をしようと思います。
2010年4月から我々リハビリチームも喀痰吸引(吸引)をしても良いという許可が出ました(厚生労働省)。
それまでは吸引といったら看護師の役目が大きかったのですが、
PTは体位排痰法(喀痰しやすいような体の向きにするとかそういうこと)、
OTは食事訓練、STは嚥下訓練等
に限ってやってもいいよーとokされたのです。
しかし…私の病院は基本的にリハビリチームが吸引する事を禁止しています。
なんで…???
看護師が忙しすぎて毎度毎度呼ぶのがしのびない
とか
結構ムセてるのに「まだこないーーー早くーーー」とかっていう状況はよくある話なので
現場のスタッフからしたらリハビリが吸引をする事ってメリットしかないんだけどな…
ということで、近々また「吸引やらせて!!」活動を始めました。
理由はただ1つ
看護師とリハビリ間での(危険な)タイムラグをなくそう!!!
ここに向かって良い感じに進むといいな~
吸引は自宅に帰った後でも吸引を必要とされる方の場合、指導を受けた家族が吸引をすることになっています。医療に従事していない人でも指導を受ければ出来る行為なんですよね。
ただ、リスクも高い行為なのでうちの病院のように慎重になっているところも多いのかなとも思います。
よしやるぞーと勢いづいてますが…
実技練習、もちろん自分達も吸引(というか鼻管を入れる行為)実際にされます。
怖えー
絶対痛いです
健常者は全ての感覚しっかりしてるので100痛みを感じるでしょうね…
今からひるんでます。
なにはともあれ早く実践出来るようになって手間が省けるようになるといいな。
いや、でも実技練習怖いよー
ヘアオイル
最近寒くてブランケットにくるまってます。
あー今日も寒い。
さて今日は私のスタイリング剤のお話。
数年前からスタイリング剤はオイル派なんですが
ずーっとこの↓(汚いそして空ですいません)
『ダヴィネス オーセンティック オイル』を使っていました。
オーセンティックの独特のニオイにはまりずーっと愛用していましたが(ほんと良い香り)
最近浮気しました。
『 N. ポリッシュオイル』
ちょっと美容に気を使っている女子であれば誰しも知っているであろう超大道のものをあえてpushする笑
オイルといえばコレみたいなところありましたが、私はオーセンティクに魅了されていたので見向きもしていませんでした。
しかし
最近ふっと気をとられてしまったのです。
*ちょっと安い
*軽い(使い心地が)
という理由から。
ダヴィネスはかなーり重ためのオイルです。髪を触ろうもんなら手もしばらくオイリーをくらう、みたいなくらい重ためです。deepoil。
この手のベタベタ感かなり気になってたんですが目をつぶっていました。
最初はポリッシュオイル、軽すぎて「付けた感じしないんですけどー」って感じだったんですが…不思議なものでアッサリ心って移り変わるんですね…
ポリッシュ、つけ心地のオイリー感が抜群に丁度良い!!
オイルだけどサラっとしてる、なおかつしっかりキマル!!
手も全然ベタつかない!!
ポリッシュオイル、さすが王道。万人受けするわけです。
(オーセンティックあんなに愛してたのにごめんね)
素晴らしいです。
スタイリング剤、オイル派の方でまだポリッシュ使ってない方はぜひお試し下さいませ。
私しばらくポリッシュオイルにお世話になります。
なんとなく今日のまとめをすると
「ずーっと気になって目をつぶっていた事は結局許せないことだったりする」
以上。
今日は華金。私は日曜まで仕事です。かーん
シェアハウスを作ります
母の実家をリノベーションして女性限定シェアハウスとして貸し出す予定です(o^^o)
シェアハウス興味ある人集まるかな〜と今からワクワク♫
開発中の町なのでこれからドンドン住みやすくなる!!はず!!の超おすすめ物件です!!
2019年4月の完成を目指してます。
今のところ大家(私)と同居バージョンで間取り等検討中です*
「どうすると住みやすいかな」とか「女性ってこういうとこ大事よね」とか考えてるのが楽しい!!本業…そっちのけ笑。
そして
今日はお休みだったので友達の新築祝いへ行きました。
あぁ、私も幸せな家と家庭がほしい…笑
その友達とは酒飲み仲間でもあるんですが、
今日は新潟の地酒を紹介してくれました↓↓
最近ダイエットのために断酒を決意したところですが…
味見くらいなら良いよねw
食べられる、食べられない
こんばんは。穴子です。
今日はお休みだったんですが来月に予定されている懇話会の資料作りをしていました。
その後は久しぶりにジムへ行き、一汗かいて。実家に帰りおいしい牛肉をいただきました。
なんて平和な日曜日なんでしょうか。
そして
毎日思いますが、当たり前に体が動いて自分のやりたい事ができるって、本当に奇跡かつ幸せな事ですよね。
さて今日のテーマは久しぶりにリハビリ関連です。
食べられる、食べられないの判断てどうやってするの?
脳卒中の後遺症の1つに ”摂食嚥下障害” があります。
摂食嚥下とは「食べ物を認知して口に運び、よく噛んで、胃に送り込む」一連の動作のことです。
この一連の動作は脳が司令塔となって行われていますので、脳の病気の後はかなりの頻度で出現する症状です。
(いわゆる摂食障害と言われる、過食症や拒食症とはジャンルが違います)
私は普段回復期病棟と言われるリハビリをメインに行う病棟にいます。
急性期病院(救急車で運ばれて最初に入院する病院)では摂食嚥下障害患者は約50%を上回ると言われ、約半年後には5%程度まで減少すると言われています。
この”半年間”を回復期病棟で過ごします(ザックリ言うとですが)。
なので、回復期病棟は入院当日は経鼻経管栄養(鼻から胃にチューブを入れ高カロリー栄養剤を流し込む)でも、自然治癒やリハビリの補助を受けて退院時には常食を食べて帰るといったケースも多くあります。
しかし、残念ながら経鼻経管栄養でしか栄養を取れない方や併用して栄養をとっていくという結果になる方もいらっしゃいます。
飲み込みの能力を評価(検査)する専門的な方法は様々ありますのでそれはまたの機会にするとして…
今日は「予後予測」に焦点を絞っていきたいと思います。
ある程度の見通しを立てることを予後予測と言います。
この摂食嚥下に関する予後予測で大切なポイントが
・年齢:若い方が良い
・しっかりと覚醒しているか?
・食事をするだけの集中力は保たれているか?
・唾液が飲み込めているか?
・入院した時点で日常生活動作がある程度自立しているか?
・また経過と共にめきめきと改善しているか?
上記した項目だそうです。
回復期病棟に入院した時点で比較的若くて(60歳代)、食べられないけど運動能力はある程度回復していて車椅子だけど立位はとれたり介助があれば少し動けるといった方はある程度食事も食べられるようになるといった事が予測されます。
反対に、まだ覚醒も安定せず、いわゆる寝たきりの方は退院時期までに食事を摂れる可能性が低い傾向にあり”お楽しみ程度”の食事(ゼリーやプリン等そのまま喉に流れる物)に留まることが多いことが予測されます。
※2017年の文献なので比較的新しい情報です。引用文献載せてません。
これは実際に現場で身をもって感じます。年齢は…そんなに気になりませんが、やはり覚醒や集中力がないという”食事以前の問題”を抱えている方の回復は割りと厳しいかなと。
動作能力が高いとか体力があるというのは立派な回復できる要因というのも納得です。
個人的には
・「食べたい!」と本人が強く望んでいる
・口の中が清潔に保たれている
といった2つもかなり大きなポイントになると思います。
いくら元気でも本人が食べたがらない時は、なすすべ無し。
時々あるんですが、家族は意地でも食べさせたい、でも本人は絶対食べたくない(認知症の方に多い傾向)といった状況。
こちらとしては本人の意思を尊重したい(それが寿命ということです)のですが家族のプッシュが強いー。という苦しい時もあります。
食べたくない人は絶っっっ対食べないですからね
何だか話がそれましたが、専門的な知識がなくても上記のポイントで診ることで
予後予測をし、ある程度の「食べられるのか、食べられないのか」の(仮)判断をすることが出来ます。
もちろん、症状は本当に人それぞれで病気の経過も十人十色。
記載した予後予測を覆す方も沢山いらっしゃるのが現場の実際です。
あくまで目安として参考にしてもらえたら幸いです。
食べることは、生きること。
摂食嚥下の分野はとても興味深い分野です。
方向性が分からない
こんばんは。土曜日の夜いかがお過ごしでしょうか。
ブログを始めて数日経ちましたが…
いまいち方向性が見えません。笑。
初めは”リハビリ”に関連する記事を書こうと思っていたのですが「ちょっと違うな」というのが正直な気持ちです。
「ちょっと違うな」というのは、毎日リハビリに関わりすぎてブログでまで触れなければいけないことが
かなり苦痛です。
自分にとってもプラスになる!なんて思っていましたが甘かったようです。
なのでしばらくは自分が書きたいと思った記事を書いていく事にしました。
最初の記事と内容全く変わってしまっていてすみません。という今日はそのご報告でした。
ブログって…何書けば良いの…?
万引き家族
こんばんは!穴子です。
今日はお休みだったので久しぶりに映画を見に行ってきました。
1人映画って…最高です。
さて、今日見た映画は
「万引き家族」(本日公開!)
第71回カンヌ国際映画祭、最高賞のパルムドールを受賞した作品です。
タイトルから興味を引きますね~
私は是枝監督の作品は「誰も知らない」「海街diary」「そして父になる」あたりを観たことがありました。
ドキュメンタリー感というのでしょうか、自然な描画が印象的なのかなと思います。
(3本しか見たことないけど)
そして本日見てきました!!万引き家族。
パルムドールを受賞した事もあり話題性もばっちり。
朝一で見てきましたが結構な人がいました。
感想です。
…
…
うーん。
なんと言いますか。
内容は社会性があって考えさせられる事もあるのですが
あまりにも日常を切り取った感がありすぎて、感動、とか、つまらないとかそういった感想に至らなかったなあ。
もちろん、面白かったしあっという間に終わってしまったくらい集中できたのですが、
ああいう映画ってみんなどんな感想を持つのかな。
「考えさせられました」とかっていう一言ではまとめられないというか。
終わったあとも何だかずっしり余韻にひたりつつ、冷静だったりして。
後半の駄菓子屋さんでの場面。
川戸頼次(柄本明)が子役の翔太(池松壮亮)に言った一言から少しずつ場面転換して
いくのですが、あの場面がすごく印象に残っています。
うまくまとまらなかったのですが、結果的に、すごく良い映画でした。
最近のニュースとも重なって何だが社会には自分の知らないとんでもない問題がごろごろと転がっているんだなと思ったし、月並みですが、今までと日頃の平和平穏な日々に感謝しました。
あとは、
子役の2人がとにかく自然で上手い!
樹木希林さんのおばあちゃん感がとんでもなく良い!
松岡美優のおっぱいがデカイ!
というのも今日の感想です。
ほんと、映画って良いですよね。
生と死、男と女、お金、社会問題…普段気付かない事に気付かされます。
あの大画面を独り占めしてる感も大好きです。
次は何観ようかな…
ではではまた。
意識と覚醒
こんばんは!穴子です。最近天気が良くて気分が良いですね。
それと日が長くなって帰り道ちょっと遅くなっても明るいのは何となく得した気分になります。
今日のテーマは
意識と覚醒
恥ずかしながら自分でもしっかり区別出来ていたように思っていましたが、
かなり曖昧な定義になっていました。
私の病院では月に1度、受持担当者全員で患者様のカンファレンスを行います。
現状報告や問題点の確認、目標の共有、転帰先の検討など医者、看護師、リハビリスタッフ、医療相談員等で話し合いをします。
先日、そのカンファレンスで医者がサラッと言いました。
「意識障害というか、覚醒の問題だよね」
…あっ。
なんかこれモヤっとする…。
私忘れてる、この目まぐるしい日々の中でなんかぐちゃぐちゃになってる。
(忙しさのせいにする)
こ、こ、
「これは整理し直さなければ!!」
…ということで今日は意識と覚醒について簡単にまとめてみようと思いす。
意識障害とは「自分自身や周囲のことを認識していること」と定義されています。
呼びかけや刺激を与えても速やかに反応がなかったり開眼しなかったりする状態です。
原因としては脳への直接的ダメージによるものと、脳そのものにダメージはないが低酸素や脳血流量の低下などによって発症するものを指します。
脳卒中の方で発症まもない方(救急病院にいる段階)に特に多いと思われますが、私が担当している回復期病棟(リハビリをメインで行う段階)でも割と高い確率で意識障害を併発している方がいます。
意識には「覚醒」と「認知」のふたつがあります。
そのどちらかが障害されると意識障害をきたしますが、
一般的に意識障害とは覚醒度が低下していることを指す事が多いようです。
覚醒は脳幹(頭のと首の間のあたり)、認知は大脳皮質が担っています。
覚醒:起きている状態。
認知:自分と外界の正確な認識。
と、ここまで書いて思ったのですが…やっぱり医者が言った事を何となく噛み砕けない…
もしかしたら私の聞き間違いなのでは…とさえ思えてくる…
いや、続けてみよう…(T_T)(T_T)
つまり、覚醒と認知をしっかり分けて評価してねって事だったのかなあ…
でも覚醒も認知もかなり重篤に障害されているからいずれにせよ意識障害とまとめて良いんじゃないかなあ…
そもそも覚醒か認知どっちかが悪ければ意識障害ととるんだよなあ…
「覚醒を良くする必要があるよね」って言ってたから薬を使おうかなとかそういう事を言いたかっただけなのかな…
うーん うーん
堂々巡りになってしまったので今日はここまでにします!笑
というか、私そろそろ意識障害を起こしそうです…
結局先生の発言の意図は理解出来なかったけど(むしろ誰か教えて下さい)、意識障害についてはしっかりおさらいして整理する事ができました。
それにしても医学って、脳って奥が深いです。
専門分野ですが勉強しても、しても全く理解出来ないです。
ということで明日は休みなので映画を見に行く予定です。
晴れますように♪♪